【改訂版】生きがいの見つけ方!人生に疲れた、と感じたら?

仕事の人間関係相談ホットラインの【中澤健次(なかざわけんじ)】です。
今の仕事・働き方に不満・不安を持ち、人間関係をどうしたら良いか分からないあなたが、
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それができるようになる方法をお伝えするワークショップを提供しています。
人生のなかで「なんのために生きているんだろう?」と思った時、ありますか?
そう思った時こそ、生きがいを見つけるチャンスです。
自分の人生の変革をもたらすビックチャンスが押し寄せてきているのです。
「なんのために生きているんだろう?」と思ったとき、
どうしてそう思いましたか?
何かを変えたいと思ったからですか?
何に対して望ましくないと感じたからですか?
それは、「あなたが生きることに向き合っている」という証拠です。
もし、どうにでもなれとか、何でもいいなどと思っていたのなら、きっとその気持は生まれてくることはなかったんだと思います。
モヤモヤする
つまらない
疲れた
そんな内側からのメッセージ、あなたの身体からのメッセージが、生きることに向き合わせているんだと思います。
その気持はとても大切で重要な事柄です。
そのことに気づいた自分、変革をしようとした自分をほめてください。
その力こそ、自分の経験となり、今後の土台となるのですから。
この記事では、生きがいを見つけるふたつの方法を紹介します。
ひとつ目はネガティブな感情を伴った思考にレッテルを貼る方法、
ふたつ目は「本来の自分(自己)」のささやきを聴くです。
このブログを読み終えたとき、あなたは生きがいの見つけ方を知って、今後の人生を変えるスタートを迎えることができます。
目次
1.生きがいとはなにか
⑴生きがいがなくて苦しい理由
「生きがいについて教えて下さい。」(出展:ヤフー知恵袋)
生きがいについて教えて下さい。
どうしてもしんどくなった時、
自分は何のために生きてるんだろうと思ってしまった時、
どうしたら前を向けますか。
自分がいなくなったところで、何も変わらないし、
いつか世の中には終わりがあるし。
頑張りたくない。
疲れた。
なんで生きているんだろう?
そう思うと、なんだかわからなくなりました。
この記事をお読みになるあなたは、この投稿者さんのように、生きることに疲れた、と感じていると思います。
裏返せば、「生きることなんて、意味、ないんじゃないの?」という思いが隠れています。
この思いは、けっこうつらいんです。
「生きる」ことを否定しているから。
否定すると、生きる気力が失われます。
失われると、その先にある自分は・・・?
負のスパイラルにハマっていきます。
こんなこと、もう考えたくない。
避けて通りたい。
たいていの人は、ここで思考がストップします。
でも、あなたは「生きること」に正面から向き合っています。
向き合うその先に、未来が開けます。
生きがいがなくて苦しいのは、あなたに生きることをあきらめるな、というメッセージなのです。
⑵生きがいとは?
あなたが生きがいを感じたときは、どんな時でしょうか?
時間も忘れて遊びに熱中した幼い頃の思い出。
オシャレ、料理
読書、スポーツ
アニメ、ゲーム
友人との会話
・・・
生きがいとは、時間を忘れる、集中して我を忘れる、ワクワクするような快感のことだと思います。
これを心理学では「フロー状態」といいます。
(心理学者のミハイ・チクセントミハイによる提唱)」(出典:ウィキペディア)
ですから、生きがいの見つけ方のポイントは、「フロー状態」ということです。
生きることに向き合っているあなたなら、簡単に「フロー状態」に入ることができます。
自分を変革しようという意思があるのですから。
2.なんで生きがいを持てないの?
どうして生きがい(フロー状態)を感じられなくなってしまうのでしょうか?
それは、「今、この瞬間」に集中できないからです。
その原因のヒントのひとつが、脳の特性です。
脳は、1日に6万語ものことを考え、過去や未来のことばかりだ、と言われています。
しかも、それらの8割が自分を責めることばかり、ネガティブなことばかりだという調査もあります。
例えば、誰かと喧嘩したことを思い出してください。
「あのとき、あの人があんなことを言ったから、私は傷ついた。怒りが抑えきれない。」
あるいは、将来のことでヤキモキしたことはありませんか?
「将来のことが見えなくて、不安になる。」
そんなネガティブな思考が頭の中を自動運転しているのです。
ですから、「今、この瞬間」に集中できないのは、当然のことなのでしょう。
では、どうして脳は過去や未来のことばかりを思考してしまうのでしょうか?
それは、常識に囚われた自分がいるからです。
心理学では、自分の中に「ふたりの自分がいる」という考え方をします。
「頭で考えている自分=社会的に作られた自分(自我)」と
「こころの奥底の自分=本来の自分(自己)」。
「社会的に作られた自分(自我)」とは、名前、性別、年齢、出自、学歴、社会的な地位・・・などの特徴を自分そのものだと思っている自分。
この自分は、社会からの要請(常識)に合わせた自分です。
それに対して「本来の自分(自己)」とは、ただそのまま自分であると気づく自分です。
例えば、多勢集まった人のなかで自分を探すと考えてみましょう。
他人を探すときには、その人の顔や名前で判断しますよね。
でも、自分を探すために、自分の顔や名前を呼ばれる以前に、「わたしはここにいる」とすぐわかります。
自分の見つけ方を知らない人はいません。
「本来の自分(自己)」がいるのにも関わらず、
「社会(常識)的に作られた自分(自我)」を自分そのものと勘違いするところから、
人の苦しみが生まれます。
常識の典型例は
「いい大学に出れば、いい会社に就職すれば、一生安泰だ。」(これは最近崩れてきましたが)
「いいパートナーと出会えば、結婚すれば、しあわせになる。」
「男は・・・こうあるべきだ。」
「女なんだから・・・」
「子供は・・・、大人は・・・」
などなど・・・。
その常識をもとに、他者と比較してばかりしてしまう。
常識とは、良い、悪いを決める判断基準・価値観のことです。
良い、悪いという判断は、他人に対してだけでなく、自分にも向かいます。
他人を責めたり、自分をダメだと思ったり、社会が悪いといったり。
責めたり責められたりする前提=社会的常識こそが、ネガティブな感情を生み出します。
「なんのために生きているんだろう?」と思ったあなたは、
ネガティブな思考や感情に気づいています。
自分を見つめる力があるということです。
自信を持って下さい
それでは、いよいよ「生きがいの見つけ方」に入っていきましょう。
3.生きがいの見つけ方
(1)生きがいの見つけ方の前提
生きる意味の見つけ方を知る上で大切なことは、「自分とはなにか?」ということです。
自分には「社会的に作られた自分(自我)」と「本来の自分(自己)」という二面性があります。
では、それらの違いを考察しましょう。
社会的に作られた自分(自我) | 本来の自分(自己) |
---|---|
自分のことだけ考える | 全体のことを考える |
大きな声 | 小さな声 |
複雑・混乱 | シンプル |
怖れ | 愛 |
分離 | 一体感・つがなり |
攻撃 | 許し |
心配(不安) | 信頼 |
正しさ・間違い | 真実・しあわせ |
忙しくあれこれする | 無為 |
特別 | 対等 |
死の方向 | 生の方向 |
批判 | 祝福 |
有限 | 永遠 |
破壊的 | 建設的 |
⓵「社会的に作られた自分(自我)」はネガティブ
「社会的に作られた自分(自我)」は、
自分のことだけ考える、分離、攻撃、怖れ、不安、破壊的・・・な存在です。
裏返せば、社会そのものがそのような成り立ちになっているから。
私たちは競争社会に生きてますから、人と比べて少しでも優位に立ちたい、人に負けたくない、という思いを抱くのは当然のことなのかもしれません。
でも、生まれた頃に自我はありませんでした。
ただ見えるもの、聞こえる音、肌に触れる感触をありのままに受け取る。
父母の笑顔ややさしい言葉、スキンシップを通じて、人に愛着を感じ始める。
しかし、そういう存在から、「自分」と他者とを区別しはじめると「自我」が生まれてきます。
昨日までは、子供がごはんをこぼしても嬉しがっていた両親が、あるときから「きちんと食べなさい」と子供に言い始める。
親からすれば「きちんとしつけを身に付けと欲しい」という親心。
ところが、子供からすれば、「昨日まで許されていたことが、なんで今はダメなの?」という葛藤が始まります。
怒られる理由がわからない。
理由がわからないけれど、できないとまた怒られてしまう。
このようにして子供は社会性を身につけていきます。
同時にそれは、自分をしばりつけることにもなります。
「いい子になろう」
「ほめられる自分になろう」
そうして、「しばりつけた自分(自我)」を「自分」だと勘違いしてしまう。
でも、しばりつけても思うとおりにいくことばかりではありません。
ネガティブな思考や感情が生まれるのはやむを得ないのかもしれませんね。
しかも、自我は「大きな声」で「自分」を責め立てます。
「もっとガンバレらなくちゃ!」
「自信がもてなくてつらい、なんとかしたいのに!」
「社会的に作られた自分(自我)」は、いつも「自分」にお説教している存在です。
これでは苦しいですね。
そんなときに、「なんのために生きているんだろう?」思うのは自然なことです。
⓶「本来の自分(自己)」は愛・つながりの世界観
次に、「本来の自分(自己)」とはどんな存在かということについて。
「本来の自分(自己)」は、全体のことを考える、愛、一体感・つがなり、許し、信頼、建設的・・・。
「愛・つながりの世界観」を持つ存在です。
例えば、私たちは、法律や道徳によって善し悪しを判断する以前に、善悪の判断をする力を持っています。
「人を殺してはいけない」という判断は、罰を受けるからいけないと思う以前に、それは良くないことという良心を内在しています。
仮に殺人を犯してしまう人でも、「泥棒にも三分の理」と言われるように、自分を正当化しています。
生まれたての頃、赤ちゃんの笑顔は両親を喜ばせてくれるし、笑顔は笑顔を作り出します。
私たちのこころの奥底には「愛・つながり」という宝物がもともとあるのです。
あなたが、生きることに向き合うことができるのは、「愛・つながり」という宝物を無意識に知っているからです。
(2)生きがいの見つけ方は、たった2つ
⓵ネガティブな感情を伴った思考にレッテルを貼る。
生きがいの見つけ方で大切な第1のポイントは、「社会的に作られた自分(自我)」に気づくことです。
「社会的に作られた自分(自我)」は、自分と他者との人間関係、自分と自分自身との関係を分断します。
社会の中で自分と他者とを比べてばかりいるから、少しでも優位に立とうとします。
優位であると優越感を持ち、
劣位に立つと「なんて自分はダメなんだ」「もっとしっかりしろ」「ガンバレ」と、自分に対して説教をします。
声も大きくなるし、攻撃的になってしまいます。
自分を責めてばかりで、ネガティブな感情に支配されてしまう。
けれども、声が大きく、攻撃的な「社会的に作られた自分(自我)」と「本来の自分(自己)」との間に距離を置くことが、このループから抜け出すポイントです。
生きがいの見つけ方のひとつは、「社会的に作られた自分(自我)」がこころの中に湧き出てきたとき、それに気づくことです。
例えば、「なんのために生きているんだろう?」という思考が生まれたことに気づく。
「無意味な哲学者」などと名前をつけてみましょう。
「なんて自分はダメなんだ」とふと頭に浮かんだら、「ダメダメ虫」が出てきたぞ、とレッテルを貼る。
ネガティブな感情を伴った思考にレッテルを貼ると、その思考と感情を俯瞰できるようになります。
まるで自分を他人事のように観察できるようになります。
私自身の経験では、この開放感はすごいものでした。
それまで何十年と背負ってきたこころの重荷が、ある日突然ストンと落ちて、身体が軽くなったという感動を覚えました。
さらに、「世の中って、こんなに明るかったのかぁ」と感じて、眼の前に閃光が走ったのをよく覚えています。
問題は、このワークを繰り返し繰り返しやること、継続的にやることがポイントとなります。
でも、多くの人はやり始めてすぐにやめてしまいます。
もったいないことです!
継続的にやるには、その具体的なノウハウが必要だということなのでしょう!
⓶小さな声の「本来の自分(自己)」のささやきを聴く
「社会的に作られた自分(自我)」は、大きな声で自分に対して説教をします。
それに対して、「本来の自分(自己)」は、小さな声で、自分に語りかけてきます。
もちろん、初めはなかなかその小さな声を聞き取ることが難しいかもしれません。
「自我」の大きな声がうるさくて、「自己」の声は聞き取りにくいですから。
でも、繰り返し繰り返しやっていると、だんだんとその声が鮮明になってきます。
「自分に語りかける」のをやめて、「自分の内側が語りかけてくる」のをじっと待つ姿勢が大切だということです。
そのためには、「本来の自分(自己)」に向かって質問をすることが、生きがいの見つけ方のポイントとなるでしょう。
質問1:「前向きで幸せな人生ってどんな感じかな?」
質問2:「今まで、わたしはどんなことに夢中になったことがあるだろうか?」
このように「本来の自分(自己)」に問いかけてみてください。
それが、生きがいを見つけ方を知る第2のポイントとなるでしょう。
ここまでわかっていただけたあなたなら、継続できると思います。
急激なご自身の変革に驚くかもしれません。
4.生きがいを持つとどうなるの?偉人の名言が語る真実
今まで、生きがいの見つけ方について述べてきました。
では、生きがいの見つけ方がわかり、これが生きがいだといえるものを見つけると、生き方がどのように変わるのでしょうか?
(1)ネガティブな感情に囚われることがなくなる!アインシュタインの名言
⓵ネガティブな感情から解放される
他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだから
いいじゃないですか」
(癒しツアーより引用)
生きがいの見つけ方を探るとき、アインシュタインの言葉がこころに響きます。
この名言からわかることは、「自分を責める」という脳の特徴をアインシュタイン自身も認識しています。
それが生きがいを見つける上で邪魔になることを示唆しています。
自分を責めるという態度は、アインシュタインという天才でさえ知っていました。
アインシュタインは、このような認識によって、ネガティブな感情から解放されていると言えるのかもしれませんね。
偏見のコレクションのことをいう」
(癒しツアーより引用)
常識とは「社会的に作られた自分(自我)」そのものでしょう。
アインシュタインは、それをはっきりと否定しています。
「偏見のコレクション」だ、と。
逆にいえば、アインシュタインは、常識をすべて疑ってかからない限り、真実はわからない、と言っているように思われます。
アインシュタインにとって、真実を求めて常識を疑い、それをくつがえすことが、生きがいの見つけ方そのものだったのかもしれませんね。
⓶「今、この瞬間」に集中して「フロー状態」になる
考えたことがありません。
すぐに来てしまうのですから。」
(癒しツアーより引用)
この言葉から、アインシュタインがいかに「今、この瞬間」に集中しているかがわかります。
普通、人は「先のことが心配だ」などと将来に対して不安や怖れを抱いて、行動する前から怖気づいてしまいます。
けれども、アインシュタインは、そのことを知っています。
「(先のことが)すぐ来てしまう」という感覚自体、「フロー状態」(集中して我を忘れている状態)そのものと言えるでしょう。
(2)愛に満たされる!ヴィクトル・ユーゴーの名言
「人生最大の幸福は、愛されているという確信である。
自分のために愛されている、
否、もっと正確には、こんな自分なのに愛されているという確信である。
(癒しツアーより引用)」
ユーゴーの言う「愛されているという確信」。
それは、「本来の自分(自己)」そのものでしょう。
生きがいの見つけ方を理解したとき、本来の自分の姿が現れてきます。
しかも「こんな自分なのに」という表現は自分を卑下しているように感じます。
それは「社会的に作られた自分(自我)」があるにも関わらず・・・という意味合いが感じられます。
ですから、「社会的に作られて自分(自我)」も「本来の自分(自己)」も、両方含めて「自分」を受けて止めることが大切であるといえるでしょう。
(3)人生の意味を見出す!ヘレンケラーの名言
そして、もっともワクワクするのは、人のために生きるときです。
-ヘレン・ケラー-」
(癒しツアーより引用)」
「ヘレン・アダムス・ケラーは、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家です。
視覚と聴覚の重複障害者でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くしました。」(出典:ウィキペディア)
そのヘレン・ケラーが「ワクワクするのは、人のために生きるとき」というのですから、説得力がありますよね。
生きがいの見つけ方のポイントでは、「本来の自分(自己)」は、「愛、一体感・つながり、許し、祝福・・・」という存在でした。
ですから、「人のために生きる」ことこそが、人生の意味と言えるのかもしれませんね。
(4)生きることが楽しくなる!ヘップバーンの名言
しあわせを感じること、それだけです。
-オードリー・ヘップバーン-」
(癒しツアーより引用)」
「ローマの休日」で世界中を魅了したオードリー・ヘップバーン。
しかも、「ヘプバーンの女優業は年齢と共に減っていき、後半生のほとんどを国際連合児童基金(ユニセフ)での仕事に捧げた。」(出典:ウィキペディア)という人でした。
「人生を楽しむこと。しあわせを感じること。それだけです」というシンプルな表現のなかに、彼女の人生に対する奥深さを感じるのではないでしょうか。
(5)集中力が増して、仕事の効率が上がる!ダーウィンの名言
-ダーウィン-」
(癒しツアーより引用)」
「一時間の浪費」にまでこだわるダーウィン。
私のような凡人には、そこまで集中する力はありません。
しかし、生きがいの見つけ方を知って実行することができれば、ダーウィンのような習慣を身に付けることができるかもしれませんね。
ワクワクして、夢中になって、我を忘れる「フロー状態」。
いつでも「フロー状態」に入ることができるようになれば、仕事の効率が上がることは間違いありません。
(6)失敗が怖くなくなる!マンデラ氏の名言
決して転ばないことにあるのではない。
転ぶたびに起き上がり続けることにある。
-ネルソン・マンデラ-」
(癒しツアーより引用)」
ネルソン・マンデラ氏は、「南アフリカ共産党中央委員、アフリカ民族会議議長、下院議員、大統領を歴任。
若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受ける。
27年間に及ぶ獄中生活の後、1990年に釈放される。 」(出典:ウィキペディア)
アパルトヘイトという人種差別。
白人を至上とし、非白人を差別してきた人種隔離政策に対抗して、初の黒人大統領になったマンデラ氏だけあって、この不屈の精神には恐れ入ってしまいますよね。
失敗が怖くなくなる、「転ぶたびに起き上がり続けること」が大切。
生きがいの見つけ方がわかって、それを意識し続ければ、前向きにしあわせな人生を送ることができるようになるでしょう。
5.まとめ
人生のなかで「なんのために生きているんだろう?」と思った時こそ、生きがいを見つけるチャンスなのです。
生きがいを見つけるためにふたつの方法を紹介しました。
ネガティブな感情を伴った思考にレッテルを貼る方法、
本来の自分(自己)」のささやきを聴く方法です。
それを自分の手で変革していくためには自分の力だけでは解決できないことあるかもしれません。
しかし、その第一歩を歩み始めたあなたに対して日々同じことを感じている人もいるかもしれませんし、
理解を示し一緒に動いてくれる人がいるかもしれません。
思っていても行動に移さなければ何も始まりません。
あなたの人生はあなたが主人公なのです。
物語を始めるのも終わりにするのもあなたの気持ち次第で変えることができます。
どんなストーリーにもすることができます。
だから、あきらめないで信じて突き進んでください。
私は半年前から鬱になりました。
最初は、将来の不安を思った時からでした。
今は生きがいを見つけられず、毎日一度は
この世からいなくなりたいと思います。
私は都会から離島へ嫁ぎ24年間の現在も環境に馴染めず
自分のやりたい事を探すのですが、田舎には無く
苦しい毎日を過ごしています。
結婚しても子供には恵まれず50代過ぎると孤独感に
襲われ何とかして生きがいを見つけたいのですが
ネット社会は目まぐるしいスピードで着いて行けません
苦しい毎日を過ごしています。
カホさん、コメントいただき、ありがとうございます。
「半年前から鬱」ですか?
鬱はつらいです。
「最初は、将来の不安を思った時」ということですね。
鬱は、過去の公開や未来への不安という「思考」によって生まれます。
ネガティブな思考に囚われてしまって、ネガティブな感情を生み出し、それがカホさんを苦しめています。
ネガティブな感情は、辛さ、苦しさを生み出すだけでなく、身体にも変調をきたしやすくなります。
すると、今生きていることが苦しいので、生きている意味が分からなくなって
「この世からいなくなりたい」と思ってしまうんです。
私もまったく同様の経験をしているので、他人事には思えません。
でも、ネガティブな思考は、カホさんだけでなく、すべての人が持っている「思考のクセ」です。
ご自分の「思考のクセ」がわかって、思考に惑わされなくなれば、誰でも自然体に戻ることができます。
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どちらかというと「思考」に振り回されるのは、都会で生活している方の方が多いので、自然の豊富な離島に住まわれている方が、回復には有利です。
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中澤
私は、50代手前の女性です。子育ても、ひとまずおわり、空の巣症候群に近いです。これから、自分なりの人生をと、生きがいを模索中です。手短なことが、見つけにくいのですが、何かヒントになる事が、ありましたら、お願いします。
淳子さん、コメントいただき、ありがとうございます。
今までの子育て、お疲れさまでした。
お子様とともに喜び、お子様とともに苦しみ、お子様とともに悲しんできた日々がたくさんあったかもしれませんね。
そうやって、子供のために、子供とともに一緒になって夢中で過ごしてきた経験はとっても大切なもの。
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そういった子育ても、ひとまず終わると、コロロの中にぽっかりと穴が開いたような状況になってしまうのは、誰でもあることです。
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大切なことは、今まではお子様のために生きてきた人生を、今度はご自分のために生きる人生として見つめなおすことです。
今までの人生を振り返って、楽しかったこと、感動したこと、夢中で取り組んだことを書き留めてみてください。
自分がどんなときに「ああ、生きていてよかった!」と感じたか?
書き留めたことで、今できることで似たようなことがないか?選択肢をたくさん出してみてください。
そして、それを実際にやってみることが大切です。
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