生きるのが辛い原因と、楽になる生き方

私は、仕事や家族などの人間関係におけるお悩みを中心に、「生きるのが辛い」という方のカウンセリングやコーチングをしてきました。

「生きるのが辛い」「仕事に行きたくない」
そういったお悩みを抱えている方に向けて、楽な生き方に気づき、幸せに生きるにはどうすればよいかを解説します。

こんにちは。仕事の人間関係相談ホットライン代表の中澤健次です。
よろしくお願いします。

男性と面談している姿

生きるのが辛い理由

あなたは、「生きるのが辛い」のはなぜか?って考えたことはありますか?

「生きるのが辛い」というときの「辛い」というのはどういう感情でしょうか?

職場に居づらい。
学校や職場で孤独だ。
上司や同僚から認めてもらえない。
恋人や友人がいない。
仕事に行きたくない。
・・・。

こんなときに「嫌だ」という感情が湧きおこるのではないでしょうか?
例えば、「仕事に行きたくない」という場合。
「仕事に行きたくないけれど、『行かねばならない』」というジレンマを感じているのかもしれません。

仕事に行かなければ、収入を得ることができない。
収入を得ることができなければ、ご飯を食べることができない。
ご飯を食べることができなければ、生きることができない。

このように「しなければならない」ことに対して、「やらなければならない」から「嫌だ」という感情が生まれます。

一日を振り返ってみてください。
「しなければならない」ことがいくつあるでしょう。
例えば、一日のはじまりが、、、
「起きたくない」
「支度をしたくない」
「仕事に行きたくない」
「満員電車に揺られたくない」
「職場に入りたくない」

けど、「しなければならない」としたら?

このように「やりたくないのに、『しなければならない』」ことが増えてくると、「嫌だ」という感情に支配されるようになります。

生きるのが辛いのは、「やりたくないこと」を嫌々やっているからです。

生きるのが辛い時は、「嫌々」を減らし、「やりたい」を増やそう

「やりたくない」のに、なぜ「しなければならない」のでしょうか?
生きるのが辛いと思ってまでやる理由は何でしょう?

ひとつには、社会からの要請があります。
〇時までにタイムカードをおさなければならない。
この仕事をいついつまでに完了しなくてはならない。
勉強をしなければならない。
人間関係に気を遣わなければならない。
一人前の人間として、、、
このようにして生きるのが辛い原因が作られます。

もうひとつは、自己規制です。
仕事で失敗をしてはならない。
人に気に入られなければならない。
時間を守らなければならない。

では誰のせいで「生きるのが辛い」と思うのでしょう?
生きるのが辛いと思っているのは自分ですから、自分のせい以外ありません。

このように社会的規制もあれば、それを内面化して自分で自分を規制している場合もあり、それらは、自分に「言い聞かせている(叱咤激励)」という状況です。

これが、「しなければならない」という背景です。

その結果、生きるのが辛いというネガティブな感情に支配されてしまうことになります。

「生きるのが辛い」状況に対して、人間には「内発的動機」というエネルギーがあります。

食べたい、飲みたい
眠りたい
楽しみたい
便をしたい
ゆっくりしたい
身体を動かしたい

このような基本的な動機だけでなく、スポーツをしたり、旅行をしたり、歌ったり、おしゃべりをしたり、「やりたい」ことを実際に私たちはやっています。

この「やりたい」を増やしていったら、私たちの一日はどうなるでしょうか?

少なくとも、生きるのが辛い、という思いは減ってくるのでは。。。?

「しなければならない」をやめて「やりたい」を見つける

社会生活をしていると「しなければならない」ことがたくさんあります。

「しなければならない」という動機の背景にあるのは、不安や怖れという外発的動機です。

・ごはんを食べることができない
・住む場所がない
・人から嫌われたくない
・上司から評価してもらえない。

「外発的」とは、自分の環境という「外部」との関係で生まれることです。

このように生命を脅かす環境や人間関係に対して不安や怖れを感じて、おびえるように行動をする。
ストレスがたまるのも無理ありません。
生きるのが辛いのも当然です。

生きるのが辛いというスタイルに対して
「やりたい」は、身体から湧きおこる内発的動機です。

「しなければならない」という外発的動機から、「やりたい」という内発的動機で行動することが大切です。

「そうは言っても、「しなければならないこと」を「やりたい」に変えるなんて、できるの?」

そんな反論をされてしまいそうですね。

でもだいじょうぶ!
すこしでも「やりたい」ことに目を向けるだけ!

「しなければならないこと」を「好きになる」ということも大切な視点です。
どうせやらなければならないのであれば、ゲームを楽しむように仕事に対してみる。

生きるのが辛いときは、子供になってみよう

生きるのが辛いのは、やりたくないことを嫌々やっているからです。

どんなことでも「嫌だ」と思ったら、やりたくなくなります。

「嫌だ」と思うのは、脳による思考によるもの。

アメリカの脳科学者の調査結果によると、

脳は1日に6万ものことを考え続け、その内容は過去や未来のことばかり。
しかも、そのうち8割が自分を責めること、ネガティブ(嫌々)なことだ、と言われています。

嫌なことを考えたくないのに考えてしまうのは脳の特性でもある、ということです。

そういう時には、頭を休めて子供のころの自分に戻ってみましょう。

いや、記憶にも残っていないくらい幼いころの自分を想像してみましょう。
そのころ、あなたは生きるのが辛いって思っていましたか?
たぶん、そういう記憶すらないのでは?

生後10か月のあなた。
今、椅子につかまって、立ち上がろうとしています。
つかまり立ちしようとして、椅子から手を離した途端に、身体がフラフラして倒れてしまう。
でも、もう一度挑戦。
また、倒れた。
しかし、がんばる。
「おお、もうちょっと」
・・・
椅子につかまって「今度こそ」と思って、足をふんばる。
「ああ、立ち上がれた♪」
あなたは思わず、自分で拍手をして、大喜び。

そのときのあなたの行動は、嫌々ではありません。
「立ち上がりたい」という熱い願いがそこにあるだけ。

ここには、喜びこそあれ、ストレスはたまりません。

生きるのが辛いと思ったら、赤ちゃんだった自分を想像してみてください。

生きるのが楽しくなるはずです。